コーヒー嫌いでも飲めるコーヒー
コーヒーが苦手とか嫌いとかな方々も、実はコーヒー飲みたいと思っている人が一定数いるということがわかって、ならば!と、どういうコーヒーなら飲めるのか。というか、どんなのが嫌なのか苦手なみなさんに聞いてみたところ、
「苦い」「酸っぱい」が圧倒的だった。
確かに。なんであんな苦いものを、、、とか、酸っぱいってなんだ。。とか。
むしろ、(苦いはわからないでもないが)、酸っぱいとか最近のサードウェーブとか、自家焙煎ショップとかがたくさんあるのに、酸っぱいは、さすがにないでしょう。
ホテルの朝食バイキングで何時間も保温しているコーヒーじゃぁあるまいし、酸っぱいはないだろう。。。
と思って、苦くなくて酸っぱくないコーヒーを苦手な人に飲んでもらいたくて、エチオピアのフルーティーな豆を焙煎しています。
なんでまたエチオピアか。というと、
随分前に飲んだエチオピアのコーヒーが、驚きのフルーティー感満載で、どこにも酸っぱさがなかった、というか、私がなによりも、「酸っぱいコーヒー」が嫌いだったから!!!
酸味があるコーヒーが酸っぱいのではなくて、フルーティーだということをそこで初めて知ったのでした。
それまでは、マンデリンとかトラジャとかどっちかというと苦い(深入りは酸っぱくないという理由)コーヒーが好きだったのだけれども、フルーティーなエチオピアに出会ってしまって、浅煎りのコロンビアとかケニアとか、そこいらへんを随分飲んだのだけれども、エチオピアにはかなわねぇーという感じですっかりエチオピアのマニアに。。
だってそもそも、コーヒーって植物だし果実だし、本来フルーツなんだから、それこそがコーヒーそのものの味なんじゃないかと。
そんなわけで、世の中には美味しいコーヒーはたくさんあるから、コーヒー好きなひとはどんどん好きなコーヒーを飲めばいいけれど、苦手な人にこそ知ってもらいたいよなぁーーという布教活動をやってみますです。
苦手な人向けに、ひとまずWebサイトをみんなに手伝ってもらって作ったり。
先週は、ドリップ道具一式もって、苦手なみんなに飲んでもらったり。
やっぱりみなさん、酸っぱいのが嫌なの。。でも、これなら飲める。って言うんだよなぁ。。だから「酸っぱい」っていう、嫌な酸っぱいっていうのが随分定着しちゃってるんだなぁと思う。本来はフルーツなんかのフルーティーでしょ?というと、そうかもーーというので、そこらへんの味覚というか感覚は間違ってないと思うのですよ。